$2,625,000,000,000-のガラスビーズ

今日マンハッタンでの坪単価は少なくとも30000$(¥3,270,000-)

である。

その昔ヨーロッパから渡来してきた人々が

原住民のネイティブアメリカンから買い取ったマンハッタン島の価格は

現在価値でおよそ

240$(¥26,160-)

だと言われている。

内訳はガラスのビーズ、ボタンなどの装身具だ

現代に生きる人間からしてみればこれは壮大な詐欺だが

しかしこの話には経済の、富の本質が隠されており

最大の価値とはすなわち希少性にある

保有できないものに人はどうしようもなく本能的で本質的な欲望を抱く。

現代の我々にとってガラスのビーズはとるに足らないもので

マンハッタンは憧れの存在であるが

その時代のネイティブアメリカンにとっては

マンハッタンこそとるに足らないもので

ガラスのビーズは目を見張る宝石であり

またこの取引に関してヨーロッパ人にも詐称の意思がなかったとされる。

時代において適正価格であった。

我々の必要とする価値の90%は元々存在しないものであると

よく言われたものである

現在、手に入らないものはほとんどない

高価だと思うものでも多少、努力すれば手に届く。

誰かの当たり前は誰かの希少性

大概のものが「ありふれた」世界だが

いまでもまだ見ぬマンハッタン島は世界には眠っている

未来の希少な世界は現在の当たり前と秘密のレートを結んでいる。

現代のマンハッタンは単純な坪単価価格であれば

約$2,625,000,000,000-

であると思われ

およそ10億倍の値上がりとなる。